Designers Interview

KATO
KATSUHIRO

DESIGNER

北海道生まれの元スピードスケート選手
制作会社を経て2018年に独立


このデザイナーへの質問・問い合わせ

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引退時に配属されていた部署で、「加藤、デザイナーとして頑張ってみないか?」と

取材者:それではよろしくお願いします。
さっそくですが、加藤さんは元々どういう経緯でデザイナーになられたのですか?

加藤:幼少期から25歳までスピードスケートをやってました。
大学卒業後も前職の会社で実業団選手として採用して頂き、現役引退時に配属されていた部署で、本格的に広告デザイン事業へに取り組むタイミングとたまたま重なり、「加藤、デザイナーとして頑張ってみないか?」というのが、デザイナーになるキッカケでした。
それまでは、デザインには全く興味無かったですね。。。(笑)

取材者:スピードスケート選手からデザイナーですか!?
華麗な転身ですね!
デザイナーって、“他と違う”ってことが大事なことのひとつだと思うので、他の人と違う経歴を持った人がデザイナーになるのはデザイン業界的にも良いことだと思いますよ。

加藤:当初は素人同然ながら、デザイン業務にやりがいを感じてました。
そこからは、デザインを学び感性を磨く事に精一杯でしたね。

取材者:感性を磨くって、すごく難しいことだと思うんですけど、たとえばどんなふうに磨いたんですか?まして前職とは似ても似つかない職業に転身されたわけで。

加藤:社内にデザイナー経験者が居なかった事もあり、とにかくデザインに関する本を見たり読んだりしてました。また、一般公募のデザインコンペにも積極的に参加して、デザインの引き出しを増やしてましたね。
 

デザイン制作においてパソコンへ向うのは、ほぼほぼ最終段階。

取材者:「100人のデザイナー」を使っていてよかったことがあれば教えてください。

加藤:デザイナーとして独立して間もない事もありますが、まだまだディクレクションスキルが乏しく。。。その点「100人のデザイナー」は、ディレクターの皆さんがクライアントの想いを汲み取り、さらには潜在的な想いを引き出し、ラフイメージからコピーまで提供して下さるので、デザイン業務に専念出来るので助かっています。
また、地方に居ながら、日本全国のお仕事に携わる事が出来るので、その経験が自信にも繋がりますね。

取材者:うれしい。もともと「100人のデザイナー」ってすべてのデザイナーさんに幸せになってもらうために作ったサービスなので。
デザイナーさんにそんなふうに言っていただけるのはほんとうれしいです。

最後に、いいデザインやパンフレットを作るコツがあれば教えてください。

加藤:コツとまで言えるかは微妙なんですが、デザイン制作においてパソコンへ向うのは、ほぼほぼ最終段階かもしれません。
例えば、パンフレットの場合、ヒアリングされた内容から「キーワード」を拾い出し、そこから連想される「キービジュアル」をとことん検討します。それが、文字なのか、写真なのか、イラストなのか。
そこからチョイスした「キービジュアル」との相性や整合性を考えながら、中ページのレイアウトや配色、テイストを考え始めます。
ある程度の方向性が頭の中で決まってから、パソコンへ向かって制作開始する事が多いですね。
パソコンでの制作途中に、まとまったはずの考えが変わる事もありますが。。。(汗)

取材者:ありがとうございました。これからも良いデザインを作り続けてください。